青天を衝け・掛け軸の裏に円四郎からの遺書?ヤス涙が止まらない

青天を衝け

青天を衝け16話では栄一と喜作は、江戸の平岡円四郎邸へ行き、妻・やすに円四郎が息災だと伝えに行きました。息災とは元気でいるということです。円四郎は妻ヤスに「おかしろくもねぇときは、掛け軸の小鳥にでも話しかけろ」と栄一に言伝しました。実はこの掛け軸の裏に妻ヤスに宛てた手紙が隠されていたのです。円四郎は自分が家を留守にしている間、自分にもしものことがあったらと、ヤスへの手紙を残していたのです。それは今となれば遺書だったのかもしれません。栄一と喜作がヤスに円四郎は息災でいると伝えた矢先に、円四郎は攘夷派の水戸藩によって暗殺されてしまったのです。

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掛け軸の裏から亡き円四郎からの手紙

円四郎は、

「おかしろくもねぇときは、掛け軸の小鳥にでも話しかけろ」自分は息災だと・・。

栄一と喜作は円四郎の言葉を妻のヤスに伝えました。その矢先に攘夷派の水戸藩によって暗殺されてしまったのです。

実は京へ向かう前に、円四郎は自分の家の掛け軸の裏に、こっそりと何かを隠していたのです。京へ行ってる間もし自分の身に何かあったらと妻ヤスへ残した手紙が残されていたのです。それは今となれば「遺書」だったかもしれないのです。

武士は日の本の為に死ぬことを生業としていました。円四郎も、いつどこかで命を落とすようなことがあるかもしれないと覚悟をしていたのですね。

しかし、そんな円四郎も栄一には、

元は武士じゃねぇってことも忘れんなよ。無理に死ぬのを生業にすることはねぇってことさ

と言っていました。お国の為に死ぬことを生業と思っているだけの頭の固い、石頭じゃこの先もう成りたたねぇかもしれないと、感じていたのです。

平岡円四郎は頭のいい人間なので、先を先を読める人でした。もうそんな時代じゃねぇんだと頭の片隅に思っていたのかもしれません。

だから円四郎は栄一に

おめぇは、おめぇのまま生き抜け!必ずだ!

栄一は、元は百姓の身、武士になったからといって、死ぬのを生業とするな!百姓でいた時の気持ちも決して忘れてはならないと。

掛け軸の裏から手紙は見つけたヤス

円四郎は「おかしろくもねぇときは、掛け軸の小鳥にでも話しかけろ」とヤスに言葉を残していました。
ヤスは、掛け軸の裏に隠されていた円四郎からの「手紙」を見つけます。

それはヤスへ残した円四郎からの手紙。京へ行っている間、自分に何かあった時の為に、ヤスへ手紙を隠していたのです。それを見つけたヤスはどんな思いだったのでしょうか。

愛妻家の円四郎は、一人で家の留守をしているヤスのことをずっと想っていたのでしょうね。武士である以上、命を落とすことも覚悟していたのかもしれません。

手紙を見つけそれそれを読んだヤスは「なにいってんだよ・・・。」と涙を流しながら、円四郎の手紙を読みます。果たして円四郎はどんな内容の手紙を書いていたのでしょうか。

京から帰ってお前と、また楽しく笑って暮らしたい。愛しているよ・・。とでも書いていたのでしょうか。
ドラマを観ているだけでも、円四郎が亡くなったことが悔やまれます。

百姓の栄一と喜作を一橋家の仕官に迎え入れ、慶喜にもけっしておごらず、自分の意見をハッキリといい、そして、自分の惚れ込んだ慶喜に尽未来際と誓った円四郎。

武士の鏡のような人ですね。この無念の思いは、慶喜と栄一に託されていくのでしょね。