青天を衝け・平岡円四郎はどんな人?最期は無念の死を遂げる

青天を衝け
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青天を衝けの登場人物で平岡円四郎は、一橋家のに仕え徳川慶喜の側近として優秀な人物だったようです。特に第14話では、平岡円四郎がメチャメチャいい人過ぎました。円四郎は百姓だった栄一と喜作を気に入り、一橋家の家臣に二人を誘います。そして、慶喜に建白したいという栄一と喜作を直接逢うセッティングをしてくれます。

それが第一話の冒頭部分の慶喜と栄一の初対面のシーンです。円四郎の「おめ~ら上手くやれよ」と見守る円四郎の顔がなんとも面白いシーンでした。渋沢栄一を見出した人物として切っても切れない人物です。西郷隆盛は平岡円四郎のことを”先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる”と意味深げなことを言いました。平岡円四郎とはどんな人物なのでしょうか。

平岡円四郎はどんな人?

平岡円四郎は、名前に四が付くことでもわかりますが、旗本の四男に生まれました。当時は長男が家を継いでいくのが当たり前とされており、四男に産まれた円四郎は旗本の平岡文次郎の養子に入ります。

旗本とは、将軍の家臣の中でも上の身分だったようです。旗本は将軍にお目見えすることができ、直接話すこともできたそうです。家臣の中でもエリートな地位なのが旗本です。

その後、藤田東湖や川路聖謨からその才能を認められ、徳川慶喜が一橋家に入った時に推薦され、慶喜に仕えることとなりました。藤田東湖は徳川斉昭の側近だった人物です。

安政の大獄では、大老・井伊直弼から一橋派の危険人物として処分されに左遷されてしまいますが、1863年に一橋家用人として復帰しました。慶喜から非常に信頼を受けていました。

非業の最期を遂げるとは?意味

西郷吉之助(隆盛)は、平岡円四郎のことを、“先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる”と何やら行く末が心配になることを言います。

非業の最期を遂げるとはどんな意味があるのでしょうか

・災難などで思いがけない死に方をすること。
・目的を果たさず悔いを残したまま死ぬこと。

平岡円四郎は誰に暗殺された?

京都で慶喜は公武合体の思想を持っていました。
公武合体とは幕府、天皇、大名は協力し国難に立ち向おう、海外と戦って行こうという思想

もちろん円四郎も同じ気持ちで慶喜に仕えていましたが、裏で動いているのは円四郎と用人の黒川嘉兵衛と思われていたようです。

そんな中、攘夷派の水戸藩士江幡広光、林忠五郎らによって暗殺されてします。享年43歳でした。
攘夷派とは:外国を撃退して鎖国を通そうとする思想をする人達

その2年半後に、慶喜は15代将軍となりますが、慶喜の将軍になったことを見ることなく無念の死を迎えてしまったのです。円四郎は慶喜に仕え、慶喜が将軍になることを心から望んでいましたので、非業の最期を遂げた円四郎を信頼していた慶喜にとっても無念な死に方だったのではないでしょうか。

平岡円四郎と渋沢栄一の出逢い

渋沢栄一が多大な功績を残した背景には、平岡円四郎の存在なくしては語れません。

江戸で円四郎と渋沢栄一は出会いますが、農民出身の栄一や喜作がどんなに国のことを思っても、百姓の身分じゃ国は変えられないと、一橋家に入らないかと誘います。この時栄一達は、倒幕の思想を持っていたので、直ぐには一橋家の仕官になることはしませんでした。

しかし、京へ向かった栄一は、この時まだ尊王攘夷の思想を持ち、横浜の偉人の焼き討ちの計画していた栄一は幕府から追われる身となってしまいました。この時初めて、円四郎を頼ろうと思ったのです。

このまま逃亡生活を送っていても仕方ない、せっかく円四郎が一橋家の仕官にならないかと言ってくれているんだから、ここは円四郎を頼り、仕官になろうと決意したのです。

平岡円四郎が、渋沢栄一と喜作を、一橋家に誘わなかったら、渋沢栄一はどのようになっていたかわかりませんよね。平岡円四郎は、農民出身の栄一や喜作を農民だからと差別せず、志のある若い人の話を聞き入れた時点でも、すごくいい人ですよね。

普通だったら、一橋家の小姓となるような偉い身分の人は、農民の話なんか聞き入れませんよね。「農民がなに生意気なこと言ってるんだー」で終わってしまいます。

円四郎は偉い身分でありながらも、若い書生らの話を聞き入れる人物だったようです。これだけでも人柄が伺えますよね。慶喜もそんな円四郎を信頼してたようです。

青天を衝け14話・平岡円四郎が面白い!

14話では、栄一と喜作がとうとう一橋家の仕官になることになります。栄一と喜作は仕官になる前に、慶喜に直接逢って自分たちの想いを伝えたいと、恐れ多いお願いを円四郎に持ち掛けます。

はぁ~?おめぇ~ら直に殿に口を聞きてぇ~てのか!?

おめ~ら、そんな口を聞くのは100年早いわ!と最初はそんなこととんでもね~ことだとは言っていましたが、栄一と喜作の熱意に負けたのか、

幸い、松ヶ崎で御乗切りがある。おめぇらはその途中で出てきて、どうにか顔をお見かけしてもらえ。おめぇら馬に負けねえよう、駆けろ!

と、慶喜に顔を売るよう、企ててくれたのです。このシーンでは、なんて円四郎はいい人なんだろうと感動シーンでした!円四郎の人柄が伺えますよね。

ついこないだまで百姓だった、栄一と喜作を一橋家の仕官に迎え入れ、挙句の果てには。殿に直接逢うことをセッティングまでしてくれるんですから。これが1話の冒頭シーンに繋がります。

馬に乗る慶喜の前に突然現れ、駆け寄り「渋沢栄一でございます・・」とこのシーンです。


円四郎のこの企てがなかったら、後の渋沢栄一はなかったのかもしれませんよね。円四郎も慶喜の後ろで馬に乗って登場していましたよね。

おめぇ~らしっかりやれよ

と言わんばかりに、栄一と喜作を見守る円四郎の顔を見ているだけでも面白いシーンでした。なんて、円四郎っていい人なんだろうって。こんな上司がいたらいいですよね。