青天を衝け15話では、栄一と喜作は、武士として一橋家に仕え、平岡円四郎から初俸禄(はつほうろく)を貰います。初俸禄とは、仕官してる者に対して、その生活の資として給与された金銭・物資あるいはその代替のこと。つまり、初給料という訳ですね。初仕事は摂海防禦(せっかいぼうぎょ)の要職に就く薩摩藩士・折田要蔵の隠密調査だった。摂海防禦とは、摂海とは大阪湾周辺のことで、大阪湾周辺の外国勢力を防ぎ守る重要な職務の折田要蔵の隠密調査でした。
西郷隆盛が言った、先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる と言いましたが、非業な最期を遂げるとは、目的を果たさず悔いを残したまま死ぬこと。
青天を衝け15話・初俸禄とは?
初俸禄(はつほうろく)の意味:仕官してる者に対して、その生活の資として給与された金銭・物資あるいはその代替のこと。
つまり、栄一と喜作は一橋家に仕え、平岡円四郎から初給料を貰ったという訳です。
摂海防禦とは?意味
栄一は円四郎から「篤太夫(とくだゆう)」という新しい名前を授かます。篤太夫としての初仕事は、摂海防禦(せっかいぼうぎょ)という重要な職務に就く薩摩藩士・折田要蔵の隠密調査だった。
摂海防禦(せっかいぼうぎょ)の意味は、
摂海:大阪湾周辺
防禦:敵の攻撃から防ぎ守ること。
栄一の篤太夫としての初仕事は、大阪湾周辺の外国勢力を防ぎ守る重要な職務の折田要蔵の隠密調査でした。
禁裏御守衛総督とは
禁裏御守衛総督の読み方は:きんりごしゅえいそうとく
意味:幕末に幕府の了解のもと、朝廷によって禁裏(京都御所)を警護するために設置された役職
任命された徳川慶喜は、摂海防禦指揮(せっかいぼうぎょしき)という役職にも同時に任命された。
非業の最期を遂げるとは?意味
西郷吉之助は、平岡円四郎のことを、“先の時代が読める優秀な人材ほど非業の最期を遂げる”と何やら行く末が心配になることを言います。
非業の最期を遂げるの意味:
・災難などで思いがけない死に方をすること。
・目的を果たさず悔いを残したまま死ぬこと。
平岡円四郎の最期は?暗殺
平岡円四郎のことを ”非業の最期を遂げる” と西郷吉之助が言いましたが、平岡円四郎の最期はどうなるのでしょうか?
平岡円四郎は攘夷派の江幡広光、林忠五郎らによって暗殺されてしまします。
後に、渋沢栄一は円四郎のことを「一を聞いて十を知るという人物」だったと言っています。とても優秀な人物だった為に、先の事がわかってしまい何でも先回りするような仕事のできる人だったゆえに、自然と他人からは嫌われてしまい、暗殺されてしまったのではないかと語っています。