飲食店オープンキッチンでよくあるクレーム、注意するべき3つについて解説

飲食業

飲食店でオープンキッチンというと厨房内が丸見えですよね。作業や、おしゃべりが筒抜けになってしまうデメリットがあります。この記事ではオープンキッチンならではのよくあるクレームと注意するべきこと、3つについて解説しています。飲食業歴8年の経験を元に現在飲食店で働く方のお役に立てる情報となりますので、是非参考にしてみて下さいね。

スポンサーリンク

飲食店オープンキッチンよくあるクレーム3つ

オープンキッチンのデメリットは、お客様に厨房内が丸見えです。以下のクレームがよくあります。
1、おしゃべりを一喝
2、衛生面を指摘される
3、上司が部下を大声で怒鳴りつける
具体的に解説していきますね。

1 お喋りを一喝

私の職場は高校生をアルバイトで採用していました。
男子高校生を二人使っていたのですが、その二人は友達同士。

飲食店ではランチタイムの後のアイドルタイムというのがあるのですが、
その時間帯は、お客さんもポツ、ポツと来るような暇な時間に突入する訳です。
そうなるとどうなるかというと、スタッフ同士のおしゃべりなんかも目立ってしましい、
気が緩みついついお喋りに夢中になってしまうものです。

高校生二人がベラベラ喋りながら、注文の入ったラーメンの盛り込みをしていたら
ご注文をされた男性のお客様がカウンターまで来て

ベラベラ喋ってるんじゃねーよ!唾が入る!」と怒鳴ってきました。
突然の事だったので、スタッフも皆絶句・・・
「申し訳ありません」と謝るしかりませんでした。

今ではマスク着用が必須ですが、当時は(10年程前)マスク着用を義務化してなかった訳です。
そんな状況で、自分の注文したラーメンをベラベラ喋りながら盛り込みされてたら
唾が入って食べる気にもならんわ!
とお怒りになってしまったのでしょうね。当然ですね・・。
例えマスクをしていたとしても、ベラベラ喋りながら作っていると、なんとなく真剣さがなく
適当に作ってる印象を与えてしまいますよね。
ですからそこはプロ意識を持ち、無駄なお喋りは控えるように心掛けましょう!

2 手袋をしていない、衛生面を指摘される

盛り込みの際は手にアルコール消毒をして盛り付けるか、手袋をして盛り込みをするのですが、
こういった作業工程を見てるお客様っているんですよね。
「手袋をしていない」「アルコールをしていない」とクレームが実際きた事があります。

他には、夏場で冷やしラーメンの麺を流水で締める際に、素手でやっていたら、
「手袋してない!」と指摘されました。

んじゃ聞きますが、寿司職人はどうなんだい?素手じゃないかい!と突っ込みをいれたくなりましたが、そのお客様にしたら不衛生だと感じてしまったのでしょう・・。

食材を投げたりとか、乱暴に扱ったりとか、食材を落としてしまった物を使わないなども気を付けなければなりませんね。

現在は新生活でもっと過敏になっているお客様も多くなっていますので、飲食店側も自分の店の信用の為にも衛生面を更に徹底する必要がありますね。

3 上司が部下を大声で怒鳴りつける

厨房内で上司が部下を大声で怒鳴りつける光景・・本当に見苦しいですよね。
もう、筒抜けなんですよ。
忙しい時なんか、もたもたしてる奴にはつい大声で「何やってんだよー!」
なんて事はまぁよくあると言えばあるんですがw
繁忙期なんかは厨房内戦場化しますから、男性が多い職場ではけっこうありがちです。

ただ、グダグダと上司が部下を厨房内のお客様の見える所で、叱っているのは見てて見苦しいですね。場所をわきまえなければいけません。

実際、他店舗ですが厨房内で罵声が飛び交っているという苦情が来たそうです。

裏行ってやれ!というか、事務所でしっかり教育するべきですね。

まとめ

オープンキッチンは厨房内が丸見えです
作業の様子も丸見えですし、お喋りの声も筒抜けです。

私も飲食店で働いていた事もあり、外食に行くと、スタッフの接客態度や、
店の衛生面や厨房内などチェックしてしまいます。
同業者なら、やはり気になりますよね。

オープンキッチンでは常にお客様に見られている事を意識しなければなりません
お喋りや厨房内衛生面にせよ、意外とお客様は、監視しているのです。
見られている意識を持ち業務に取り組みましょう。